フィールドテストで感じているコト

セカイカメラはカメラをライブビュー用のセンサーのようにして使っているのですが(つまり写真撮影という本来の使い方を逸脱している)、街角で構えていると誰もが「あ!撮影中だ!」って感じで避けるんですよね。

あと、電車移動中など特にそうなのですが、そもそも写真撮影だと思われているので、「Look up」することが非常に困難。なにしろ目の前にはたいてい誰かが座っているので、単に情報ナビゲーターとして使っているんですよという(心の中の)エクスキューズは通じない。これは思っていた以上の障壁かも知れません。

逆に考えると「単に便利では足りない!」むしろ「そこをセカイカメラで見ざるを得ない」サービスではないと成立しないということなのだと思います。

そうすると、考えようによってはまさに日本のお家芸とも言えるリアルバーチャリティというか電脳キャラクターや電脳エージェントの世界観こそがセカイカメラの成立要因なのかも知れません。