Open Shared World, We will make it.

果たしてお互いが分断したままで、本当に大きな仕事が成し遂げられるのだろうか?
それを世界に告げようではありませんか?

世界の和解と理解を!お互いがお互いを理解し、お互いを思いやることができることを、お互いがお互いを知る喜びを告げましょう。我々は最初に行う者です。世界を照らす事を行いましょう。

情報技術は誰の為なのでしょうか?
情報技術は、それが人の為になるからこそ価値があります。
人類の歴史はお互いがお互いを知る為の努力の歴史でした。
人は乗物を発明し、船舶を発明し、飛行機を発明し、ラジオ/テレビを発明し、電話を発明し、ネットを発明しました。ただ、お互いの理解の壁は高く、お互いの理解は簡単ではありません。

ワルシャワで、北陸で、そして東京で、異なる歴史、異なる言語、異なるコミュニティ、異なるルール、異なる価値観を持った者同士がどのようにして、お互いの多様性や異なる価値観を大切にしたまま、お互いがお互いを簡単に知ることができる様になるのでしょうか?

3.11の直後、我々が、オースティンの地に於いて、世界中の多くの人たちから多くの支援を受けました。
お互いがお互いを思いやり、それを形にして届けられる事。これら相互理解のテクノロジーはネットの大きな恩恵です。我々はそれをより前へと進める責務が有ります。それこそ自分たちの人生を費やす重要な事業として、あらゆる信念や情熱や技術や創造性を注ぎ込んで成し遂げたいと思います。

より透明でオープンマインドな世界をもたらすためのテクノロジーを自らの力で前に進めて行きましょう。

対話が必要です。新しい我々の事業を遠慮なく語り合いましょう。お互いがお互いを知り、お互いを学び、お互いが信念をぶつけ合い、我々しか出来ない新しい事業について、心行くまで語り合いましょう。
なぜ、それをやるのか?どの様にそれをやるのか?一体、何を我々の製品として人々に届けられるのか?心から確信して進められる様、心を開きオープンに語り合いましょう。

我々は誰かが何れどこかでやってくれる事をただ待つのでは無く、誰かがやってくれないのを批判するのではなく、我々自身が世界の為に何が出来るのか?を自分自身の問題として捉え、計画し、それを実現しましょう。


※2011年10月3日の頓智に於ける社内向けスピーチです。