Infinity Ventures Summit 2010 Fall Kyoto

先週の火曜日から木曜日にかけてInfinity Ventures Summit 2010 Fall Kyoyo に出掛けて来ました。
初日の Ustream を使ったインタビュー、二日目のパネルセッション「スマートフォン市場の最新動向 - android 陣営 vs アップル陣営」、三日目のワークショップ「ソーシャルネット × スマートフォン 革命」と、フル参加して来ただけでなく、頓智の考えている「ARの再定義」と、それを実現する為のコンセプト「ローカルグラフ」、そしてそれを具現化する為準備中のオープンなプロトコル「domo」を持ち込んでの充実した3日間でした。

僕自身、TechCrunch 50、TiE 50、NetExplorateur 2009、ARE 2010、Casual Connect 2010 など幾つもの国際的カンファレンスに参加しているのですが(あの酷い英語でスピーカーとして参加しているのです... 汗)、IVS 2010 Fall Kyoto は、それらと比べても遜色が無いどころか、さらに高品質高感度なイベントだったと思います。
それはスピーカーの顔ぶれやパネルのコンテンツ、会期中の各種ロジスティクスなど含めてトータルな運営レベルが高かっただけでなく、そこに集結したアントレプレナーや予備軍の方々の熱意や集中力が並大抵じゃなかったことも確実に有ったと思います。

IVSそのものへの評価や、そこから生まれた様々な動向に関しては多くの関係者および参加者の皆さんがあちこちで述べられていると思うのですが、僕自身の受け止めた感想としては「アンドロイド経済圏の萌芽」「ソーシャルゲームプラットフォームの世界展開」の二点が最も大きなトピックスでした。
今迄常に後塵を拝し、世界的潮流の後追いしか出来なかった日本のITが本当にグローバルなプラットフォーマになれるのか?2011年はその試金石とも言える、かつて無いチャレンジの年になるのではないか?と感じつつ、次回のIVSの大いなる盛り上がりに期待しています。See You Again Soon !! :D