Send Me Home

TechCrunchにSendMeHomeというユニークなサービスの紹介記事が掲載されていた。これはすごくいい!どんな物にでもコードを付けられるのです。「家に帰る」だけじゃなく、相当素晴らしいことが沢山できますよ。簡単に紹介記事の一部を紹介しておきますね。こういうリアルとバーチャルを繋ぎ合わせるサービスはどんどん隆盛して欲しい!

http://jp.techcrunch.com/archives/20090327if-objects-could-talk-theyd-say-sendmehome/

ユーザは物にユニークな(他と重複しない)コード(符号)を付けて登録する。コードは小さなステッカーに印刷されるので、それをその物に貼り付ける。物は、そのユーザの財布でもiPhoneでも愛用のフライパンでもなんでもいい。こういうことをする表面上の目的は、その物をなくしたときに、それを見つけた人がSendMeHomeから知らせてくれる。
ステッカーに印刷されているコードを入力すると、その符号に関連して所有者が書いた情報(その物や持ち主に関する情報…人が見ることを最初から意識)を、誰もが読むことができる。そして、所有者に匿名でコンタクトしてくる。SendMeHomeのこのサービスは無料だが、ステッカーは一束3ドル99セントだ。サイトは、その物の実際の返還過程にはいっさい関与しない。

このような遺失物機能は、このサービスを使う唯一の実用的な理由だ。でも、好きな物にステッカーを貼ってこのサイトに登録すると、それ以降、全然実用性のないことがいろいろできるようになる。その物に関するお話を書いて、あちこちにばらまく。あるいはその物に何かの任務(ミッション)を持たせる。…こうして、その物はだんだんspimeになっていく。これらのspimesは“つねに何かのストーリーと結びついていて…..いわば文書化の過程の主人公たちだ”とSterlingは書いている。