ヘタな英語でも米国投資家は熱狂、脱・グーグル経済圏を唱える男にインタビュー(という記事が掲載)

おかげさまで日経BPさんの取材記事は(それの補足記事をブログにUPしました)今日もアクセスランキング一位ですね。ご期待にお応え出来る様、ますますがんばりたいと思います。

さて、その後、キーノートスピーチ前に行われたインタビュー記事が掲載されました。相当ストレートにお話させていただいた内容なので多少濃いかな?と思わないでもありませんが、ご批判、ご批評含めてお聴かせ頂ければと思います。

 変なたとえ話ですが、田舎のおじいちゃんが作っている芋は、どうやっても検索では引っかかってこない。SEO検索エンジン最適化)をかけて、ページランクが上がって検索結果にヒットしますよという世界ではなく、単純に目の前にあるものに対して誰が作ったんだろうって疑問をもったそのときにアクセスできるメディアなんです。ある種、グーグルがやってこれなかった、目の前にいるモノや人についての情報をやり取りできる。新しい付加価値の体系を作り出そうとしているわけです。

セカイカメラというデバイスは「What you see is what you get」、つまり「観たままの情報が入手出来るというストレートな分かり易さ」を志向しています。また、それと同時に「Here and now」という「いま、ここ」=サーバーにクロールしてインデキシングされる前の「もっと生で目の前に起因している情報」を扱えるメディアを目指しています。

そのことが、恐らく新しい情報生活、ライフスタイルをもたらすだろうと思ってやっています。それは恐らく実装技術としての画像認識やパラレルトラッキングといった入力情報の処理系だけではなく、もっと社会的なインフラ部分へのインパクト(およびフリクション)を含んでいるのでは?と思っています。
そうすると、きっと頓智が組むべき相手は相当裾野が広く、だからこそ非常に面白い事業になるのだろうと夢想しています。とにかく位置情報系だけをとっても知らない事が多すぎます....。セカイカメラのおもしろさに乗れる様々なプロフェッショナルの参画を期待しています。