ファンタジー増幅装置としてのアニメーションとセカイカメラ

いろいろとアップデートです。

ついに伝説のインタビュー(うそうそ)が掲載されました。

日経コミュニケーション 編集長インタビュー前編 「現在のARは初期のWebに相当 多くのビジネスが集う生態系に」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20090501/329438/?ST=keitai

日経コミュニケーション 編集長インタビュー後編 「日本からセカイ規模の基盤を提案 技術に縛られずサービス開発」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20090501/329431/?ST=keitai

あと、かねてから各方面より「なんとかしなさい!」と指摘されていたオフィシャルウェブを全面リニューアルしました。
http://www.tonchidot.com/

それから、TiE Conferenceでも公開したパリ・ラヴュレットでのセカイカメラデモンストレーションビデオを掲載中です。
http://www.youtube.com/watch?v=1De9YCeKz_A

さて、フジテレビで放映中の「東のエデン」に登場した拡張現実ソフト「東のエデン」が引き続き話題になっていますね。

セカイカメラのタグを性悪説で取り込んだ「東のエデン
http://d.hatena.ne.jp/feelingsspread/20090519/1242662389

こういう傾向は素晴らしいですね。

アニメーションというファンタジー装置を通じて近未来のイノベーションを(社会的なインプリまで含めて)シミュレーションできる国なんて、なかなかあるもんじゃないです。実に素晴らしい!(でもって「東のエデン」は面白い!)

そういう意味では、セカイカメラのアニメ化というのは凄くやってみたいことのひとつです。それは磯監督との対談でも感じた事なのですが、もはやITサービスは単なる技術的案件であるに留まらずライフスタイルを内包した社会学的現象であるべきなのですね。

ですから、アニメーションを通じた生活感覚との共振現象とでもいうべきムーブメント化が可能なのであれば、それこそセカイカメラの世界観を拡張していくうえでも非常に有効なのではと思っています。頓智・としては新しいデバイス開発も含めて連動可能なアニメ化企画をお待ちしています。

さて、TiE conでの写真が届きましたので公開します。撮影はスピーシーズの石川取締役です(現地では大変お世話になりました)。

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